FPブレーンの「企業型確定拠出年金の導入相談窓口」

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運用商品は途中で変更できるの?商品は定期的に見直すべき?

はい、変えられます。

スイッチングと言って、投資する商品そのものを変更することが出来ます。
その場合は、現在保有している商品を売却して、新しく選んだ商品を再度購入するという形になります。(商品によっては信託財産留保額というものがかかる場合があります)また、選んだ商品の投資割合を減らしたり、途中で他の商品を追加して全体の配分を変更することも可能です。
拠出開始時にどの運用商品を選定するか決定しますが、一度設定をしたきりその後手を加えず置きっぱなし・やりっぱなしの方が多くいらっしゃいます。中には、何に投資をしているかわからないという方も!?

ですが、定期的に状況を確認することをおすすめします。
年に一度、運営管理機関から運用状況の報告書が届くと思いますので、そのタイミングで是非ご自身の資産状況を確認してみて下さい。ご自身の年金資産が老後資金の目標に向けて順調に殖やすことが出来ているか確認をするとてもいい機会です。 確定拠出年金は自己責任ということもありますが、やり方によっては将来ご自身で受け取る金額に大きな差が生まれます。確定拠出年金は将来の自分への仕送りだと思い、しっかり管理をしましょう。

選んでいる商品がご自身の意向に合っているのか確認をする方法があります。
・マーケット環境が良い時にご自身の資産残高が増えていないとすると、保守的なポートフォリオ(資産配分)になっているということになります。もしその状況が「残念だ」「物足りない」と感じる方は、もしかしたらもう少しリスクをとってもいいのかもしれません。

・一方で、マーケット環境が悪くなった時に日経平均など投資対象のベンチマークよりも値下がりしている場合は、逆にリスクを取りすぎている可能性があります。
リスクの取り方は個人それぞれで、環境の変化やご事情により運用方針を変更することもあるでしょう。ただし、利益確定を目的とした短期売買はあまりお勧めしません。

その理由は・・・
・1つ目に、誰もが最善のタイミングで売買をすることは困難であるから。
・2つ目に、銘柄の入れ替えをするのに2週間近くかかる場合があり、マーケット環境に追いつかない可能性があるから。
・3つ目に、短期の売買は長期の資産形成には効果がないと考えるから。

自分の選んでいる商品の運用方針とリスクが理解できていれば、マーケット環境が悪くなった時に慌てる必要がありません。
「マーケットは下がるもの」「マーケットは上がるもの」、そういった金融の仕組みを理解しているとご自身の資産形成に迷いがなくなるはずです。
多くの方は、相場観や運用手法で利益を上げるのではなく、「時間」を味方につけた長期の資産形成をするべきだと思います。それこそが確定拠出年金を最も有利且つ効果的に活用する方法なのではないでしょうか。

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