FPブレーンの「企業型確定拠出年金の導入相談窓口」

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転職をすることになったら確定拠出年金はどうすればいい?

長い仕事人生の中で、転職をすることもあるかもしれません。
転職をしたら、今まで積立てた年金はどうなるでしょうか?

実は、確定拠出年金はポータブル制になっていて、もし転職先で企業型確定拠出年金を導入してい企業であれば、資産を移して運用を継続することができます。
その場合は、年金資産の移管手続きが必要なので、会社へ手続をお願いしてください。

一方で、転職先で企業型確定拠出年金を導入していなければ、個人型確定拠出年金(iDeco)として運用を続けるとことができます。
運営管理機関(金融機関)は、転職前にやっていた同じところを選んでもいいですし、自分で別の金融機関を選んでもかまいません。

ただ、金融機関の選び方には少し注意が必要です。
そこが、ご自身にあった金融機関かどうか慎重に選ぶ必要があるからです。

・一つ目の理由として、扱っている商品が異なります。
なかなかご自身で商品を見極めるというのは難しいかもしれませんが、商品によりパフォーマンスが大きく変わるので、実際に投資をしたい商品が 揃っている金融機関を選ぶとよいでしょう。

・二つ目の理由として、管理手数料が異なります。
企業型確定拠出年金にかかる手数料というのは企業が負担しているため、加入者本人が負担する手数料はありません。

一方で、個人型確定拠出年金の場合と管理手数料が加入者本人の負担なので、金融機関により異なりますが、加入時に 2,829円、運営管理費として月171円程 かかります。また 他の金融機関、また企業型確定拠出年金に移換する際に4,400円程かかるケース が多いようです。

最後に、iDecoへ移管される場合に注意することがあります。
できるだけ退職後6カ月以内にiDeCoへ資産移換の手続きをするということです。

実は、手続きをせず放置していると、企業型確定拠出年金の資金は現金化され、国民年金基金連合会に自動的に移換されてしまうからです。 自動移換されると、資産から手数料が毎月引かれるなどさまざまなデメリットがあります。ぜひ、お気を付け下さい。

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